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当ページの情報は、業界情報等を含み、絶対的でない場合もあります 従って、お客様の判断情報としてご活用頂き、弊社へ責任を問わないものとしてお読みください 2014/10/20 産業用太陽光発電の現状再生可能エネルギー買い取り制限の話題(ニュース)が急激に盛り上がっています エコルートでは以前よりこのような事態に警鐘を鳴らし、お客様へ早期実施を進めてまいりました しかし、急激に増えたニュース・マスコミ報道から、初めて興味を持った方等もいらっしゃいますので、簡単にわかり やすくまとめてみます そもそも、全量買取制度は2012年7月に孫正義の力で国が動き、売電単価42円を20年約束する制度がスタートしま した 2012年7月から40円(税別) 2013年4月から36円(税別) 2014年4月から32円(税別) 2015年4月からは、元々かなり下がるだろうとの多勢の読みがあります ここにきて、こういった方向ですので、事業としては更に旨みは消滅するでしょう (1kw/30円 低圧のみの全量買取などの噂も聞きます) 設備認定は、実際に発電設備が整っているかどうかに関係なく、計画段階で認定が受けられるため、認定を受け、後にパネル等の価格が値下がりするまで建設を始めないという業者が数多く現れました 高い買取価格の権利だけ保管し、値下がり後に売買する業者なども暗躍する実態もあり、経済産業省では認 定から半年たっても設備を確保していない計画については認定を取り消す方針をことし3月に決めました そもそも、他人の土地でも勝手に認定を取ってしまえるザル法で、良さそうな土地を片っ端から認定を取っておいて 、今になって権利だけ売るなどの手口が沢山あります そして、政府は急に制限を加えるものだから、駆け込みが重なり問題が大きくなっています あまりにも自由度のある「法のあり方」に、元々から、このようなコントロールが可能なように仕組まれているような疑念も 生まれます・・ 設備認定と連係申請の受理 設備認定の後、電力会社に系統連系申請の受理があって初めて売電単価が決定します 今回の騒動で、設備認定だけ取っておいて、今、連係申請を行い現状単価にショックを受けている業者も多いと思い ます・・ ある意味、そのような事態が発生するような、急で分かり難い制度でした ことし6月末の時点で買い取りの認定を受けた太陽光発電はおよそ6900万キロワットで、国の当初の目標の3倍 近くとなっていているそうです 特に、土地の安い田舎などでは非常に有利な事業として全量買取が注目され、投資目的で建設され、更に計画が沢山進んでいます ニュースでご存知の九州電力では、既にある太陽光発電と新たな連係申請者の総出力を合わせると、一日の最大必要出力の2倍になってしまうそうです そうなると、使わないで捨てなくてはならない電気を買い取る事態にもなってしまうわけで、今月に入って連係申請 の受理を拒否したわけです 似たような状況で、他電力会社でも、同じような対応が相次いでいます 太陽光発電は、日中しか発電しませんし、電気の保存もできませんので需給バランスが崩れてまで接続してくれる 事業者は居ません 現状で受付可能なのは、電力需要の大きな都市部へ供給している電力会社だけです また接続可能な地域でも、高圧(50kw以上)に関しては、変電所毎で接続の難しい地域も多くなっています 高圧は電力会社の受理までに設計検討の事前協議期間が必要になりますので、32円受理可能な今年度の タイムリミットは、既にかなり厳しい時期になります 今後、計画可能なのは、都市部及び周辺の電力会社で50kw未満の低圧連係に絞られて来ています こういった状況ですので、地方で分譲している会社などは、急激な環境変化に対応できず経営的な問題にまで発展 しており、下手に手を出すと、お客様自体も大怪我をする可能性が高くなっていますので注意が必要です ちなみに、弊社のお客様は東京電力管内だけですので、低圧物件は計画可能ですが、急なルール変更も実際に多いので、何れにしましても早め早めが安心です 元々、今回の一連の事態の根本は、政府が安倍政権へ変わり、原子力推進へ舵を切ったわけですので、再生エネルギーに対して新たな成長は厳しいという見方が大勢です 今回の騒動は、見る角度を変えれば、太陽光発電でピーク時電力需要が十分に賄えることが証明されてしまったわけで、既存のエネルギー産業は危機感を感じ、その声が政界へ届いているのが原因でしょう 目先の経済の為に子供たちの未来への負担へ強いることが、いいのか?悪いのか・・・ 現在の認定が稼働すると、日本の電力の20%近くまでになります 何とか、このまま再生エネルギーが増えていくことを希望します まだまだ都市近郊では足りない状況です もちろん、20%比率で標準家庭は700円前後の負担になりますが、将来の核廃棄物保管・処分費等から考えれば途轍もなく安い筈です! 是非、正しい姿勢で「太陽光発電」を見て頂きたいものです 以下、ご参考までに 【お客様からのご相談】 このところ立て続けに、「産業用太陽光発電物件を紹介されたが如何なものか?」と相談を受けております とにかく申し上げたいことは、高額な紹介であり判断時間があまりに少ないため、正確なアドバイスはできません、が、急ぎのお金の話は大変危険であることに間違いはありません もちろん、中には本当にいい条件の話もあります しかし、「高値寝かせ物件」の急なルール変更です 事業計画の壊れた転売業者達は、兎に角、売り切るために必死です 反面、このようなおいしい「太陽光発電所ビジネス」に今更気が付いた方も、法改正で乗り遅れないように必死です つまり、お互いが焦っていますので、大変危険な環境です 売り手の心理を考えると、一連の騒動であまりにも高額な債務を抱えそうな状況になり、物件を処分して逃げ切りたい為に、友人・親類ですら裏切らざる得ない「気の毒な状況」も多々存在している事を想像するのは容易い 買い手とすれば、欲が出て、相手を信じたいという欲望が理性を麻痺させます そうなると、「危険な企画物件」でも、見分けるのは難しい状況 一種のギャンブル的な感覚に陥りやすくなりますので社会経験の優れた方は気が付くとは思います 様々な言い分で勧めてきますが、このような急な状況では確かめようがなく、信頼だけという大変危険な判断になります 買い手たるお客様はよく考えてください 本来、旨みがある物件は誰も手放したりしません これがすべてです! 急な話で、大変お得に感じたら・・・、十分にご注意ください! 正直に言いますと、産業用太陽光発電の一式で準備されている土地付き物件(他力本願なセットもの)は、もう、今現状では、手を出さない方が無難かと思われます ネット上でのお知らせは限界がありますが最低限以下の要因はクリアしてください =危険な要因= ・連係が出来ない物件 電力会社に連係申請が受理されているか電力会社へ直接確認しましょう ・土地所有権が得られない 抵当権や債務の付いた土地の賃借 司法書士などに相談し、法務局で最新状況を確認しましょう (農転出来ない土地なども注意!) ・日照や、その他運営上の問題が隠れた物件 プロの別会社に、現地確認を依頼しましょう (軟弱地盤や竜巻地域、近隣反射公害・・他、) ・粗悪な発電システムのセット販売 第三者の専門家に見積り・仕様書を確認してもらいましょう (当社と同じような仕様でも粗悪なメッキの架台等よく見受けます プロは簡単にわかります) ・不当な価格 第三者の専門家に相談しましょう ただし、ネットの相談サイト等は一般人の回答などで無責任になり、状況に対し整合の取れない回答となります また、大抵の回答者は、このような高額の売買に縁のある方は皆無に等しく、判断材料にするには危険です ・付加サービス 価格に含まれたサービスが、管理会社倒産で消滅する可能性 契約に含まれる高額なメンテナンス 他にも注意点が沢山ありますが 安くても千数百万円、中には1億円を超える買い物です 検討時間が殆どありません 十分に慎重に、ご注意の上、ビジネスの成功をお祈りいたします 更に詳しくは こちらを合わせお読みください 2014年度 最新 わかりやすい 「事業用太陽光発電」 ページトップへ |
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