更新日2010/7/11 2020/12/17 10年ぶりに更新 おかげさまで大人気です!
太陽光発電のエコルートTOP>断熱塗料>DIYでガイナを塗ろう
<DIYでの断熱塗料ガイナのやりかた>
犬小屋も、物置も、キャンピングカーも、何でもかんでも、宇宙技術の”ガイナ”で涼しい夏をどうぞ!
寒ーい冬でもお部屋は底冷えしません!
暖房の熱が逃げないから、室内にも人気です
DIYでガイナを塗ろう!Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)「自分で塗ろう」
※ガイナは一般のDIY店で販売されていません。ご購入はエコルートまでご相談下さい。
  

夏の暑さ対策は大丈夫ですか?
ガイナの断熱により、家自体に太陽光熱が伝わらなくなります。
最もエネルギーを使う日中は、何と”70%”もエアコンの稼動が削減されました!!
1日の省エネ効果はとても大きなものです。
住宅の屋根に塗る事で、日中でも温度上昇を押さえられる裏付けとなりました。
鋼板(鉄板)屋根の工場・倉庫で夏場の大きな労働環境改善、省エネルギーに大きな貢献が可能です。
大掛かりな空調も削減し、省エネメリットも含めると”経費削減”はとても大きいと思います。
コロニアル屋根に塗ってもOK!室内の壁に塗ってもOK!
夏場の屋根裏部屋が、塗装だけで外気温並みに押さえられます。
熱をシャットするガイナは、もちろん
真冬の冷気もがっちりガード!
冬場の放射冷却による屋根からの冷気がカットされるので、冬の目覚めも「ぬくぬく」「ホカホカ!」
床暖房のお部屋では室内壁に塗るだけで暖かさ倍増です!
輻射熱も壁からの熱伝導を止め逃がしません
底冷えの無い部屋を作りましょう!
実は結構簡単にDIYが可能です。なぜならばガイナは水性塗料で乾く前は水でコントロールが可能だからです。
※もちろん一度乾いたら水では絶対に溶けません。
ガイナをDIYするメリット!デメリット
<メリット>
なんと言っても安くガイナを使用する事が出来ます。
小面積なら注意して作業する事でどなたにも塗装可能です。
<デメリット>
ペンキなので洋服や部屋などを汚してしまうと大変!
大規模に行うにはプロに任せて下さい。
プロ用の塗料なのである程度まとまった量での購入が必要
ですが、サンプルで1L購入も可能!
GAINAの注意点
アクリルシリコン樹脂と、断熱性能に特化したセラミック(ビーズ)等をハイブリット塗装化したペイントです。
水溶性塗料ですので、刷毛、ローラー、吹き付け塗装と、施工も非常に楽です。
基本的には、市販されている水性アクリル塗料と同等に使用できます。
ただし、ガイナはセラミックビーズをよく攪拌しませんと性能にムラが出やすくなります!
手順
塗装目的により用具・方法が違ってきますのでよく検討し計画して下さい。
養生
ガイナは、水性のアクリルシリコン系塗料ですので乾く前は水で溶け、洗浄が可能です。
しかし、一度硬化(固まり)しますと、シンナーなどでは綺麗に落ちません。
若干特殊な溶剤が必要となりますのでDIYでは汚さない事を前提で進めます。
ペンキは下に落ち、作業をしていると足で汚れを広げる結果になりますので、足下は片付け、シートなどで汚さないように養生します。
養生シートや養生テープを使用しましょう。
下地処理
屋根や外壁、物置などは、水洗いを行い汚れを落とします。
水をかけデッキブラシなどで積もったほこりなどをよく落として下さい。
油汚れなどは中性洗剤等使用し、完全に落とします。
錆びている場合は、ワイヤーブラシ、サンドペーパーなどで落とします。
室内では、壁や柱など油分をよく落とします。
表面が劣化している場合はサンドペーパーで荒らして下さい。
クロス壁に塗装する場合、そのまま塗ってもかまいません。
ただし、クロスが弱いとそのまま剥がれますので、弱そうな場合は濡れタオルをクロスに当て剥がします。
その他はご質問下さい。
マスキング
塗装の常識ですが、乾いてから落とすのは大変ですので塗りたくない部分は必ずマスキングして下さい。
塗装の準備
<下塗り>
ガイナを塗る前の工程になりますが、下塗り(プライマー等)を行います。
下塗りは、どんな塗装でも同じです。必ず行いますが、状況判断が出来れば省いてもかまいません。
下地処理はこちらをご参考に → 塗装部分別要領
塗装作業
<中塗り>
いよいよガイナの塗装です。
塗料の調整:ガイナの塗装ではとても重要になります。
先ず十分にガイナを攪拌します。

基本的には、専用アタッチメントで5分以上攪拌して使用します。
電動ドリルに攪拌アタッチメントを装着して行います。
ガイナは蓋を開けるとざらざらで、どろどろの状態です。
このままで塗れる方は、ペンキの達人だけでしょう。。。
先ず、数パーセントの「水」を混ぜ攪拌します。
(攪拌の際、容器より背の高い段ボールなどで囲いましょう。ちょっとの油断で周辺に巻き散らかすと大変!)
目的に応じ、更に薄めていきます。※最大で5%未満程度の希釈としましょう。
ガイナを塗る
・吹き付けの場合 少し薄めでムラが出ないよう3度塗り以上に行うと仕上がりが綺麗です。
・ローラーの場合 仮塗りを行い塗料が波打ったりしない濃度にします。
伸びをよくするために薄めた場合、上塗り回数を増やし計算上の必要塗料を塗り切ってください。
・刷毛の場合 若干の刷毛ムラが出ても仕上げで目立ちにくくなります。細かい場所などはローラーの補助として使用します。
<仕上げ>
通常はガイナ2度塗りで仕上げとなります。
1度目で汚いムラがあっても大抵綺麗になります。
それでも仕上げが悪い場合、薄めのガイナを塗る事で綺麗になるはずです。
ガイナと言いましても、一般の塗料と方法は変わりません。
尚、ガイナは塗装厚0.8mmにてカタログデータ通りの効果が発揮されます。
※キャンピングカーなどの塗装では、通常より薄く希釈し3度塗りをお勧めいたします。
道具の処理
ガイナを塗装していますと、とても乾きの早い事に気づきます。
夏場などは塗った端から乾いていきます。
攪拌機は攪拌後に直ぐに水洗いし塗料をよく落として下さい。
刷毛や容器は使用後速やかに水洗いして下さい。
※一度乾きますと水では落ちません!
乾燥後、どうしても拭き取りが必要な場合、アセトン、トルエン、キシレンなどで落ちるはずですが、
大変危険で、取り扱いに十分注意が必要なものです。
ご使用の場合、専門知識者の元取り扱い下さい。
塗装部分別要領
屋根や壁などは一般的なシーラーをご利用下さい。(アクリルシリコン系塗料と同じものです)
鉄部は十分に錆を落とし、下塗りとしてさび止めを塗ります。
ガルバニュウムやアルミなど塗装の乗りにくい部分には、ミッチャクロンを下塗りする事で塗装が可能です。
雨樋などにも塗装が乗りやすくなり、最近はプロも多用するようになりました。
DIYでは、スプレータイプのものが使用しやすいでしょう。
折を見て更に詳しい情報を掲載する予定ですが、ご不明点等は直接エコルートまでお問い合わせ下さい。 |