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更新日2012/6/5
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太陽光発電システムのデメリット



太陽光発電システムのデメリット
・太陽光により発電するので、天候によって発電量が変動する。

 太陽の光が電力減となる為、確定的な電気発電量を見込めない。
 一般的にはその地域の日照平均で発電量を計画する。

・夜間の発電は出来ない。

 当然だが、他の自然エネルギーを使った発電で、住宅街に適したものが無い。
 風力発電は、夜間でも可能なのだが、構造的に音が出ることと、見た目の危険感が実用性を遮る。
 しかし、電気需要の大きい日中の発電は大きな意義がある。

・温度が上昇すると、出力電力が低下する為、発電効率が落ちる。

 機種によっては、温度に強いものもあるが、逆に低温に弱かったりするので、結果的に現在市販の物は、通年で見込みを出すと同じである。

・パワーコンディショナーは10数年程度で交換または修理が必要になる。

 電気を変換する回路のコンデンサーの寿命が短い為、メンテナンス修理が必要。
 ただし、寿命内の総発電量からみれば、小さなコストである。

・屋根に設置している場合、住宅に重量負担がある。

 ただし、分散荷重の為、設置方法に失敗が無ければ何ら問題は出ない。
 積雪の方が遥かに重く、住宅はそれに耐えるよう作られている。

・雨漏りの可能性
 
 屋根に太陽光発電パネルを設置する際に、瓦などに穴を開けることもあり、正しい工事を行わない場合、雨漏りになり、住宅をダメにする可能性がある。
 充分な屋根の見極めの上の工事方法を選択出来る確りした施工者が行わないとリスクが高い。
 屋根からの雨漏りは、経年経過と合わさり、住宅に致命傷を与えることがある。
 信頼出来る設置業者にアフターメンテナンスまで任せることが重要である。

・急激な太陽光発電の普及により、未熟な業者が氾濫しているので見分けの難しいデメリットがある。

 不景気な時代に唯一の成長産業で、各業界からの転身で「猫も杓子も・・」の状況であるのは否めない。
 しかし、高額な商品で、住宅の要を工事する太陽光発電は、手抜き工事や未熟工事の「猫や杓子」では取り返しがつかない。
 雨漏りの発覚は、シーリング不良などなので、直ぐには現れません。
 保証が切れる10年後以降に現れやすく、初期で表れない問題は、屋根材腐食など重大な状況で発覚します。
 重大な住宅瑕疵は、売電の利益全てを失う可能性があり、大きなリスクになります。

・太陽光発電パネルに積もった雪がまとめて落下し、周辺へ危害を与える場合がある。

 太陽光発電パネルはガラス板やそれに類するもので、雪が積もるといっきに滑り落ちる場合がある。
 落ちる場所に、通路があったり、自動車を止めたりする場合は、雪止めの設置が必要。
 


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