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太陽光発電購入ポイント
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設置の出来ない屋根
耐震瓦屋根
瓦自体が地震で落ちないように多数のビスで固定され、太陽光発電パネルの取り付け金具が設置できません。無理に取り付けますと、必ず雨漏りになりますので、どうしてもという場合は、屋根の葺き替えになります。
従いまして、採算性が悪くなりますので、投資目的の場合はお勧め致しません。
償却は数年〜5年位は多く必要になります。
← 平板瓦のようですが、耐震瓦です。
金属瓦屋根
屋根を軽量にするため金属の薄板をプレス加工し、瓦のような形状にしてあります。
一見、おしゃれな瓦のように見えますが、注意が必要で、住宅設計図等に書かれています。
金属瓦は、構造上柔らかく、太陽光発電パネル設置架台を取り付けますとつぶれてしまい、固定が出来ません。
また、ビスが緩み雨漏りの原因にもなります。
金属板の下に断熱材が付いている場合も不可です。
2重張り屋根
リフォーム屋根で、既存屋根の上にそのまま新しい屋根をのせた物です。
屋根厚が太陽光発電パネル架台取り付けビスの長さが足りず完全な固定が出来ないため設置が出来ません。
以上が代表的な設置の出来ない屋根です。
無理をすれば付けられないことのないケースもありますが、数十年の使用を前提としているためメーカーの承認が取れず、通常屋根の葺き替えで初めて可能となります。
ほぼ難しい屋根
陸屋根
屋上屋根のように平らな屋根を陸屋根と言います。
強烈な風を受けるため、頑強な設置ベースを作らなくては成らなく、非常にコストが掛かります。
条件が整った場合は、儲からなくても元が取れれば・・・と言う場合にはお請けいたします。
2012/6 加筆
陸屋根設置は、過去に各太陽光発電メーカーが強風飛散や雨漏りなど多くの事故事例を確認しているため、現在では10年保証可能な設置許可が出難くなっています。
また、住宅用太陽光発電システムですので、設置最大地上高が13.5m程度に制限されていますので3階建でギリギリです。それ以上は、パネルの強いカナディアンソーラーで強化架台を利用するか、産業用のシステムになります。
設置可能な条件はコンクリート住宅で、屋上床厚が18センチ以上か、梁構造を持ちハツリによって鉄筋を引き出せるなどの構造条件が必要です。
屋上床面から基礎を立ち上げ、その上に設置架台を固定しますので、基礎建設費がシステム費用以外に必要になります。
また、設置時に全面の防水工事も必要となります。
従いまして、設置後に屋上防水を検討されているタイミングなどを見計らうか、新築時に太陽光ベースを作っておく場合はお薦めが可能です。
それ以外は、採算性が悪くなりますので、投資目的の場合はあまりお勧め致しません。
鉄骨住宅は一部ハウスメーカーによる設置が可能ですが、それ以外の業者は設置できません。
へーベル住宅(鉄骨ALC)や木造の”陸屋根”は防水問題と強度的に設置不可です。
パラペット止めの工法では可能ですが、H型鋼材を固定し、それに載せる方法もありますが、大変費用が掛かり、住宅への重量負担も大きいのでお薦めしがたいです。
総体的に陸屋根の場合、設置可能な住宅の方が少ないとお考えください。
折板屋根
工場、倉庫、プレハブなどの屋根によくある金属板を折り曲げた屋根です。
最近は、優れた取付金具が多数開発され、10年保証対象にしているメーカーも増えてきました。
ポイントとしては、金属屋根で温度上昇が激しい為、発電効率も落ちやすくなりますので、遮熱塗料の件用をお薦め致します。
空調費も削減できますので、環境指数は大変良くなります。
折板屋根は倉庫などですと、高さの問題や作業性で工事費が若干掛かりますので、スケールメリットの出る大出力システム(5kw以上)の場合はお勧めできます。
また、折板は種類が多いので、その都度ご相談下さい。
設置の出来ない屋根
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