施主支給の起源


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施主支給の起源

「施主支給」最近の動向

2009/1/19 施主支給が一般的になった背景

施主支給をの火付け役を担った私として、現在、ここまで流行るとは、まったくもって驚ろきです。
ネットショップの貪欲さといいますか、本来タブーでこっそり施主様へお伝えするレベルだった「施主支給」です。

そもそも、今から10年以前のことです。
私が、某工事会社の経営をしていた頃、情報管理システムを導入した時に、同時にインターネットを手に入れました。
その以前から、パソコン通信なるものを行っており、手元にはいまだにNIFTY-Serve「see you online」1996 january1が残っています。(知っている方は懐かしいでしょう?)
つまり、パソコン通信なるものの全盛期で徐々にインターネットへ移行してきた頃です。
早速、ニフティーでHPを試し、その後に会社のサイトを立ち上げてみました。

当時は、住宅設備工事と住宅リフォームを主体にHPで宣伝してみました。
月に1・2件の問い合わせがあり、そんなものかな?と思っていると、技術的な相談が全国から届くように変化してまいりました。
流石に全国の工事対応は無理で、結果的に内々に商品を卸すケースが発生し始め、個別対応が忙しく、サイトに商品一覧を並べるようになりました。
もちろん社長業の傍らですので、それほど大掛かりなものではありませんが。

工事現場でお施主様がエアコンの移設など頼まれることが多く、ハウスメーカーの監督さんに許可を願い出ると、「お施主様支給ならかまわないよ!」と、大手ハウスメーカーもなんら問題なく受け入れられていました。
ためしで、お施主様へ弊社からエアコンをお安く販売し、上記同様「お施主様支給ならかまわないよ!」で、住○不動産も、三○ホームも問題なしでした。
ある時、お施主さんが、1年前にリフォームしたばかりで、今度の新築にユニットバスを移設して欲しいと相談され、やはり、問題なく移設することが出来、「これは面白い。どこまで可能か?」私のチャレンジが始まっていました。(笑)

当時、一般の方が住宅設備品を安く仕入れることなど通常ありえない時代です。
お客様に、親戚の販売店からプレゼントされたなど、筋の通る話しで伝えると、どこでも問題なし。
で、お客様は何十万円もの節約が簡単に出来る方法を発見したのです。
もちろん、自分の首は絞まらないようにケース・バイ・ケースでのチャレンジでした。

そのような「施主支給」は、業界ではある程度黙認となっていましたが、やはり、お施主様が自分で安く仕入れる方法のない時代でしたから、住宅メーカーも工務店も気にせず気持ちよく話が出来る良い時代です。

というわけで、まだまだインターネットの普及前の時代で、私は大々的に施主支給販売を行い、インターネットの面白さを感じていました。
もともとアクセスの少ない時代ですが、目敏いほかのサイトが若干真似をし始め「現場で問題を起こすなよ!」と怪訝にも思っていましたね。

本格的に施主支給を始めたのは、エコルートになってからですね。

他のページでエコルートの生い立ちを少しお話ししていますが、本格的にサイトを立ち上げました。
その中で全国へ情報発信しながら関東のお客様だけとお付き合いするのはもったいなく、また、エコキュートという商品自体が非常に「施主支給」向きの商品であった訳です。
特にご新築のお客さまの場合、新築見積で定価販売されているケースが多く、エコキュート一品で40万円近く得をするわけです。
インターネット環境をお持ちも方はそれこそ飛びついてきました。
ただ、住宅設備というものは非常に厄介で、電気屋さんや配管工や外構工事の右官・左官たちと工程調整があり、新しい商品だけに現場監督も???状態です。
弊社から、施工や工程の調整方法を毎度毎度監督さんへ指示して、施主支給が成功するという時代でしたね。

また、商品もメーカー直送が多いため、配送の運転手さんも今の宅配のように丁寧親切ではありませんでした。
気をつけないと商品の現場放置や、持ち帰りで再配送費請求などということも起こりえるため、事細やかにノウハウをお伝えしたものです。
もちろん現在でも、「現場のやり方」というのがあり、問屋さんレベルではわからないため、私のような現場上がりの人間でないとトラブルが置きやすいものです。

現場では、素人では知らないことが多々ありますので、露骨に無理強いすると、お客様のわからないような現場の「意地悪」ということも存在しますね。
弊社を真似て始めたネットショップでは、結構痛い目を見たはずだと思います。

今から、5年前位から、大幅にネット人口が増え始め、いわゆる「ネットショップ」がブームになってきました。
机の上で、ただ只パソコン技術を駆使し、プロショップの内容を巧みにコピーし、二番煎じで一旗挙げる商売です。
エコキュートなど高額商品はうってつけの商材でしたが、当時弊社は施主支給ノウハウを普通に公開していましたのでそれに輪をかけた形になっていました。

もっとも、私の思惑としましては、情報が大きく公開されていくこのインターネット。
いつかは中間業者の入る隙間がなくなることを予想していたため、閉鎖的な販売方法に終止符を打つ必要を現実へ誘いました。
もちろんその頃は弊社の売上も大きくなり、ハウスメーカー経由で設備メーカーへ日々クレームが入っていたそうです。
弊社担当者は、針のむしろですが、そうは言っても販売数の多い弊社ルートをやめることも出来ず、またまた知恵を出し、新たな「ルート経由方式」など開発し現在に至っています。
この辺はまだシークレットとさせていただきますが、エコルートの知恵は必ずユーザー様のための方式ですのでご安心下さい。

ちょっと危惧しているのは、やはり新しいネットショップで施主支給をしているケースです。
前記にあるように、住宅業界や工事業界の経験が浅くデスクビジネスを行っているショップでは、ご注意下さい。
販売だけでその他の責任を負わないため、トラブルはお客様持ちになります。

施主支給で皆様が大きな利益で喜ばれるのが私の楽しみのひつとで、それがだめになることを恐れます。
失敗例が増えますと、ネット上で直ぐに批判記事が横行いたします。
そうしますと、本来当たり前に経費削減できる「施主支給」自体が悪者となりかねません。
他社で購入され、トラブルで本当に困った時はエコルートまでご相談下さいね。
私の経験で、出来る限りのお知恵はお貸しいたします。エコルートの商標 エコルートはECOへ向かう緑道です

今までお話しましたように、今、改め振り返ると、「施主支給」なるものを発生させ、普及させたのはこの私でしょうか?(笑)
インターネットというユーザー様と直接取引できる時代が始まり、そして、普及していく。
私が始めなくとも、世の中には大勢の商人(笑)が居ますので、遅かれ早かれだとは思いますが、景気の波も大きく、やむをえない事象でしょう。

ただ、最近のネットショップは、商品だけでなく「工事も商品」として販売するように感じてきています。
特に「オール電化」に関しましては濃く感じています。
しかし、この部分は、まだ未成熟な「素人ショップ」が行うべきではないかと考えています。

一重に、設備工事店のスキルに大きな問題を抱えています。

ネットショップから依頼を受けた工事店の大半は、ネットで全国から集めた工事店のみを活用しています。
もちろん問題があれば直ぐに工事店の契約解除です。

何が問題かご理解いただけますか?

非常に多くの問題を持ちます。

・仕事がない工事店が応募してくる。
今の時代、質の良い工事会社は腕の良い職人を放しません。しかしそれ以外の職人を抱える余裕はございません。

・他ページでもお伝えしていますが、他種職人の仕事が無くオール電化を始めている。
技術的に追いつかず、更に問題は、職人が中心で工事をする。
もともと職人というのは専門の技術です。
オール電化などは少なくとも3種の職方が工事をするが、それ以外に現場管理から商品管理他多数の重要な仕事があります。
管理経験のない技術者ではわからない「目に見えない潜在的トラブル」が横行し、将来的な問題発生の可能性が大きくなる。

・将来の責任が無い。
上記に重なるが、付き合いが短く、将来の約束も定かでない販売会社と工事会社の付き合いから注意が必要です。
最悪の場合、「下請けだからわからない」「私たちは貴方から仕事を依頼されたわけではなく○○会社から依頼されている。だから責任は無い」等は当たり前に考えられます。
したがってアフター的部分の無責任追求はネットショップが無くなったら難しくなるでしょう。

・などなど関連事象は他にも沢山あります。

なぜに上記を記したかと言えば、オール電化・太陽光発電・施主支給の老舗会社「エコルート」が、なぜ、工事を関東から出さなかったか!の、大きな理由です。
私自身、現場叩上げから出発し、大勢のお客様に信頼されるまでなれた理由もそこに御座います。

住宅設備はお客様が毎日ご利用になるものです。
無くてはならないものですが、設備機器は所詮は道具です。そして、人が工事をするものです。

私自身、何百人もの職人を見て使ってきました。
その目で見ると、残念ながらネットで応募した工事業者様は、殆ど、任せるのが難しいと判断したからです。
もちろん、ある程度お付き合いして一人前に叩上げることが可能な業者様も中にはいます。
しかし、必ず何度か現場を確認しその腕を見極めてからではないと、いきなり任せることは出来ません。
(本当は良い会社なのに、こちらの都合で取引できなかった会社もあり、そちらさまへは大変申し訳なく思っております。)

結局、職人会社に任せるということは、こちらの無責任になります。
言葉は悪いのですが、工事会社へは、「やらせる」が基本で、「任せる」ことは間違いです。

世の中の道理です。「監督不在で、職人は動きません!」

結果として、関東では私の目の届く範囲で元々の教育された職人がおり、新規業者もその傘下で工事に携わる現在の体制こそ最大のサービスと考え至ったのです。
関西の優れた業者様とのお付き合いも残っていますが、やはり何かの時に私共が出向くことが出来ない仕事は心苦しく、現状は暫く維持せざるを得ないと結論しています。

しかし(汗)、ここまでいう私は何者?
全てお話し出来なくて本当に心苦しいのですが、某給湯器トップメーカーに関東工事を任されていた者です。
そして、工事以外に、代行営業、現場管理、そしてメーカーや販売店、また、同業者様の起した数々の問題解決までお任せいただきました。工事会社なのにです。(笑)
とてつもなくクレームの多い業界で、そのような重任と、更にCSも徹底され、これだけの沢山過ぎる経験で鍛え上げられた方は他に存在しないのではないでしょうか?
おかげさまでエコルートの姿勢。その根本を当時に作らせて頂いたように思います。
もちろん業界の方や、関西本社の役員様も私をご存知だと思います。
おかげさまで、まだまだ目を輝かせて頑張らせて頂いております!(反対エネルギー業界ですので、多くの方に不義理していますが、ご容赦!)

まあ、そのような訳で、甘いも辛いも、設備業界の隅々まで知った私が、他の社長様と最も違ったのは?
体験主義と合理主義で、インターネットを早々から手に入れたことが、大きな違いとなったことでしょう。

随分乱文で脱線しましたが、結局、住宅を長年弄ってきた立場から、安易にネット開業が出来る今の時代、お客様も十分に会社を選ぶ必要があるかと考えています。
もちろん、ネットショップでも素晴らしい会社は他にもあるかもしれませんが、インターネットと設備業界を熟知した私から見ますと、まだまだ世の中、怖い面も多く思います。

ある面、私がここまで書く理由に「有名税」とでも云いましょうか?エコルートを語った騙り販売があるとのうわさも聞き、なるべく本質的な情報を発信是ざる得ない面も御座います。
また、当然でしょうが、弊社を攻撃する発言が多々もあるかと思いますが、この景気状態ですので、エコルートが煩く感じる会社が多いのは当然です。
弊社としましては、他社様との比較より、自社のお客様満足度をどこまで上げる事ができるか?が、最大のテーマであり、そこを見ていただければそれで満足です。
いつでも、お客様のご意見をとても嬉しく思っております。

施主支給は、大変お得な購入方法です。
但し、本来業界では利益を失うため毛嫌いされるのも仕方がありません。
スムースに行うために是非一度「施主支給マニュアル」を一読下さい。ちょっと古くなっていますが基本は変わりません。
現金卸コーナーからどうぞ!

次はエコキュートについて触れようかと思います。2009/1/19 エコルート

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